店主の相棒

九州ロードレース選手権に始まり、全日本ロードレース選手権、鉄馬とイベント目白押しでまったく余裕のなかった9月が終了し、ふと気が付くと我が愛車FZ750は6月で車検が切れていました。とほほほほ。

営業車をCT110に変更してから確かにちょっとした用事はすべてこれで済ませていましたから、FZの出番がなかったのは確かですが、それにしても3か月もほったらかしだったとはオートバイ屋としてちょっと情けないというか…反省します。

ということで定休日を利用して車検を通しまた乗れるようにしましたが、店主のFZはちょとした町乗りからツーリングまで使用する基本STD車両です(キレイでもありませんし)。特に尖った改造は施さず、町乗りで気になる部分や機種特有のウィークポイントを改善するための変更を行ったぐらい。間もなく赤いチャンチャンコ世代の店主にとっては、目も眩むようなスピードや気を付けないと前転しそうになるようなブレーキも不要ですが、ちょっとそこまで出かける際に億劫にならないような取り回しの良さと、ユーザーフレンドリーなポジションや操作系の軽さは重要です。お客様の町乗り車を試乗する際に、自分の基準を確認するためのベンチマークにもなっています。

車検終わってちょっと走ってみましたが、程よい車格と持て余すほどではないそこそこのパワー、柔らかくてストローク感のある足周り。全てが店主の現在の立ち位置にマッチした相棒といった感じでしょうか。